初節句は、こどもが生まれて初めて迎える節句のことで、女の子なら3月3日の桃の節句、男の子なら5月5日の端午の節句にお祝いをします。
雛人形や武者人形を飾って、これからの健やかな成長を願って、家族で記念写真を撮るのが良いですね。
これから毎年来る節句ですが、生まれて初めてというのはやはり特別です。
初節句を迎える月齢は、生まれた月によって違います。
3ヶ月後に迎える子もいれば、ちょうど節句の日を超えてから生まれた子は約1年先ということになります。
初節句ですので、最長1年後でも何の問題もないですが、もし生まれてすぐに迎えることになる場合は、まだお母さんの体調も安定しない時ですし、赤ちゃんもずっとねんねしている状態です。
無理にお祝いしなくても、ご家庭の判断で先延ばしにしてお祝いしてあげるのもひとつの選択でしょう。
その分盛大にしてたくさん記念写真も撮れるでしょうから、楽しみも増えるというものです。
また、こどものお祝いには七五三もありますね。
男の子は3歳と5歳、女の子は3歳と7歳の年の11月15日に神社やお寺に詣でて、さらなる成長を願う行事です。
今では15日にはあまりこだわらず、予定も配慮して11月中に、という家庭が増えてきているようです。
また、寒い地方では11月にはもう冷え込んでいることがあり、10月に行うこともあるようです。
着物を着て、千歳飴を持って写真に写る姿は、身内ならずともほほえましくなりますね。