この世に生まれてから毎年訪れる誕生日。
特に小さい頃、若い頃の誕生日といえばとても特別感があります。
生まれて初めての1歳の誕生日は、おそらく誰も記憶には残っていないでしょうが、ご家族の人がきっと記念写真を残してくれていることと思います。
私も子どもがいるので分かりますが、0歳から1歳までの成長はものすごく早いものです。
ねんねしかできなかったのが、首が座って、ハイハイをして、立ちができるようになって、自分で歩けるようになるのですから。
時が進むスピードは変わらないのに、その成長の早さに1年がとても速く過ぎるように感じてしまいます。
だから1歳の誕生日というのはものすごく感慨深く感じますし、本人が覚えていなくても盛大にお祝いして、写真に残して、大きくなったら見せてあげようという気持ちになるのです。
ケーキを用意しても、まだ本人は食べられないかもしれませんし、お母さんが頑張って作ったお祝いの食事も食べられないかもしれませんが、これから先2歳、3歳もずっとお祝いしてあげるからね、というおめでとうの気持ちが写真を見た本人に伝われば十分なんだと思います。
そのための記念写真なんですから。
もっと大きくなると、お友達と一緒に誕生日を祝ってもらうことが多くなるかもしれませんね。
ケーキだけ用意して待っているお母さんは少しせつないかも知れませんが、友達がお祝いしてくれた写真を一緒に見て、お母さんもお祝いしてあげてください。